ラブドールに着せたい【浴衣】の話

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

梅雨入りしたかと思えば梅雨前線が消滅して困惑している昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は早足に近づいてきた夏に向けて、ラブドールに着せたい浴衣について特集したいと思います。

浴衣と着物の違い

最近はわざわざ夏祭りに浴衣を着て出かけるという人も減っており、生まれてから一度も着たことがないという方もいらっしゃるのではないのでしょうか。浴衣と着物、見た目は似ていますが、実は全くの別物です。

浴衣は「夏のお出かけ着」としての用途がメインで、暑い時期に着るものなので木綿・麻・ポリエステルなど汗をよく吸って早く乾いてくれる素材で作られていることが一般的です。
また、普通の洋服のように一枚だけで着るものなので涼しげな印象を与えます。帯を結ぶのも1人でさらっとできるような簡単なものが多く、楽に結べます。また、足元も素足のまま下駄や草履を履く場合がほとんどです。

一方、着物は「正装」として着られることが多く、着付けという作業が必要なものです。素材も絹など高級なものが使われており(※値段や用途により異なる)、基本的に厚手のものが多く夏用であっても透けるような素材の物は存在しません。
着物の下には襦袢を重ね着し、必ず足袋を履きます。また、飾り帯や袋帯など、帯を結ぶだけでも一手間かかります。

浴衣の着こなし

浴衣と着物の違いがわかったところで、浴衣の着こなしについて見ていきましょう。

基本的には「浴衣セット」として購入することができる浴衣と帯の2点で完結しますが、小道具として下駄や帯の飾り紐(帯の上にさらに巻く装飾品)、うちわなどがあると華やかになります。
浴衣の柄は、シンプルなものから華やかなものまで多種多様です。女性らしいフェミニンな印象を与えたいなら花柄でしょうか。浴衣の色と帯の色の組み合わせによってもまた印象が変わるので、吟味したいところですね。

価格は安ければ5000円ほど、上を見ればキリがないような感じです。昨今では、より着やすく身軽なセパレートタイプの浴衣もあります。ちなみにセパレートタイプとは、浴衣が上半身と下半身に分かれているもの。下は腰に巻き付けるだけ、上は羽織って紐を結び、帯を巻けば見た目は普通の浴衣と変わらないのでより着せつけやすく便利です。
「帯の結び方なんかわからない」という方も多いかと思います。浴衣の帯は着物ほどややこしい手順を踏む必要はなく、解説してくれているサイトや動画も数多く有るのでぜひ参考にしてみてください。

まとめ

今回は夏の定番、浴衣についてご紹介しました。次回は浴衣を購入するのに良いサイトや店舗をまとめてみたいと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。