
前回のブログでラブドールの保管中の姿勢について少し触れましたが、今回はそこを掘り下げてみたいと思います。
ラブドールの保管姿勢
立たせる
自立加工を施したドールや専用のスタンドを使えば、立たせたまま保管することができます。
メリット①場所を取らない
立たせておけば、場所を取らずに保管できます。クローゼットや部屋の一角が埋まるとは言え、寝かせたり座らせたりするよりはよっぽど省スペースです。
メリット②ラブドールへの負担が少ない
ラブドール自身の重さによる負担が足の裏に集中するので、お尻や背中などに負担がかからず、変形を抑えられます。
デメリット①転倒リスク
きちんと立たせなかったり、万が一地震が来たりするとラブドールが倒れ、損傷する可能性があります。
デメリット②床が傷つく
自立機能のために足の裏に金属を入れているドールの場合、床を傷つける可能性があります。特に賃貸の場合、敷物を敷くなどの対策が必要です。
寝かせる
ベッドの上や収納専用ボックスなどに入れておけば、寝かせたまま保管ができます。
メリット①ドールの負担が少ない
仰向けに寝かせてあげることによって、ドール自身の重さが分散されて負担を軽減できます。このとき、間違ってもうつ伏せで保管しないように気をつけてください。胸が潰れてしまうかもしれません。
デメリット①場所を取る
ドールの大きさにもよりますが、人が寝る程度のスペースを取ります。最近はラブドール収納専用ソファという、上に人間が座ることができるソファも発売されているので、そういう物を使えば家具の一環として保管することもできます。
デメリット②変形リスク
メリットでご紹介したことと少し矛盾しますが、例えば硬い床の上に寝かせたままにしておくと、お尻が潰れる可能性があります。寝かせて保管する時は、布団や低反発マットなど柔らかい物の上に乗せてあげてください。
デメリット③布団が汚れる
ブリード(ラブドールの肌から出る油)が出るラブドールの場合、布団を汚してしまう可能性があります。
専用フックで吊り下げる
ラブドールを吊るして収納するための専用フックもあります。
メリット①ラブドールへの負担が少ない
専用フックを使用すればラブドール自身には体重がかからないので、変形のリスクを避けられます。
メリット②比較的場所を取らない
寝かせるよりは省スペースで保管できます。しかし、ラブドールを吊るすためのラックを置く程度の場所は必要なので、スペースとしては
立たせる<吊るす<寝かせる
の順で省スペースだと言えるでしょう。
デメリット①費用がかかる
吊り下げての保管には専用フック・ラブドールを吊るすための頑丈なラックの両方が必要です。百均の安価品で代用しようとすると、ラブドールの重さに耐えられずに落ちてしまうので絶対にやめましょう。
デメリット②ヘッドと分けての保管が必要
吊るすことができるのは首から下のボディだけなので、ヘッドは外して保管する必要があり、そのための場所や道具がまた必要になります。
座らせる
前回もお話しした通り、これはおすすめできない保管方法です。
メリット①目の保養
まるで生きているような自然な姿勢で置いておくことができます。
デメリット①変形リスク
ドールのボディの各所(特にお尻、太もも、腰、膝)に負担がかかり、変形する可能性が非常に高いです。
一度変形してしまったラブドールを元通りにするのは困難です。大切なドールを綺麗な状態で長持ちさせるためにも、保管方法には気をつけてあげたいですね。