前回はラブドール撮影に使えるライトについてお話ししたので、今回はライトと似て非なるストロボについてまとめてみたいと思います。
ストロボについて
ストロボは主にカメラにつけて撮影するための道具で、撮影の瞬間により強い光で照らすことができます。ほとんどのカメラにはフラッシュ機能が付いていますが、それよりもより強烈な光で照らすことができます。
メリットとしては暗い環境で撮影できること、被写体の色が綺麗に映ることがあげられます。
デメリットは、撮影の瞬間にしか光らないのでどのように映るかは実際に撮ってから確かめないといけないことと、強い光を発するので周囲に迷惑がかかる可能性があることです。あまりそのシチュエーションでラブドール撮影をする方はいないかと思いますが、暗い場所の衆人環境では扱いに気をつけましょう。
ストロボを大別すると、4つのタイプに分けられます。
クリップオンタイプ
カメラ上部のホットシューにアダプタをつけ、そこに装着して使うタイプです。付属のコードなどを使えばカメラから離して使うこともできます。
値段は他の三つに比べてはるかに安く、1万円以下のものもあります。大きさがコンパクトなのもメリットですね。
デメリットとしてはチャージ時間が長く、一枚撮ると次の撮影までに数秒を要します。また、大型のストロボに比べると光量が弱く、色温度や光量にもばらつきがあります。
バッテリータイプ
その名の通り、バッテリー内蔵のストロボです。コードを使わなくても好きな場所に設置でき、クリップオンに比べてチャージ時間が短いのもメリット。
デメリットとしては発行回数が制限されており、バッテリーが切れるとただのお荷物です。撮影時には予備のバッテリーがあると安心です。また、クリップオンタイプに比べると少々高価。6〜30万円ほどは見ておきましょう。
モノブロックタイプ
人間の撮影スタジオなんかで見るような、三脚で設置するタイプの大型のストロボです。
デメリットとしては、高価な点と上の二つと違ってコンセントに接続しないと使用できない点。価格は10〜30万円ほどで、それこそスタジオや部屋を貸し切らない限り野外での撮影には向きません。
その分、光量は強く、コンセントに繋いでいる限り何回でも発光できます。
ジェネレータータイプ
ジェネレーター(充電器)とヘッド(発光器)が分かれている大型のタイプで、撮影スタジオなどで用いられる本格的なストロボです。
価格は100万円を超えるものもざら。メリットは他の三つに比べて圧倒的に光量が強いことですが、一般的な撮影目当てでこのタイプを持っているという方は滅多にいないでしょう。
まとめ
今回はラブドール撮影に使えるストロボについてまとめました。ライトとストロボ、それぞれに良い点があるので使い分けていきたいですね。


